birth

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「birth」は約五年前、温泉ドラゴンの誕生と共に産まれました。
三十代半ばになっていた私たちは、その時すでに家族を抱え、子育てを始めていました。
自分たちの人生を生きることで精一杯なのに、無謀にも劇団という新たな家族を作り、すぐそこにある未来も見えない状況で作り上げた作品です。
先行きの見えない演劇生活や、世の中との摩擦、理想と現実とのギャップに対するジレンマ。
そういった、どちらかというとネガティヴな感情が、この作品を書かせたのだと思います。

あれから五年。
現在この作品は、我々の希望になりました。
再演を重ねるごとに、この作品が多くの素晴らしい出会いを我々に与えてくれます。

この作品が、常に我々の出発点です。

シライケイタ

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birthコメント

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西堂行人 [演劇評論家・日韓演劇交流センター副会長]

昨年、上野ストアハウスで上演された温泉ドラゴンの『Birth』は、出色の面白さがあった。 作・演出のシライケイタは今注目の劇作家の一人であり、役者としても魅力的だ。 この作品には、独特のハードボイルドな感覚が漲っている。…

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大笹吉雄 [演劇評論家]

極小空間の魅力と新しい才能 2014年はどういうわけか、キャパが百人前後というような極小空間で作られた舞台に心惹かれるものが多かった。 その一つが温泉ドラゴンという2010年に旗揚げした集団で、上野ストアハウスで上演した…

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鶴田真由 [女優]

生きてるって、人間って、切ないな、 でも、人生って悪いことばかりじゃないよな、 そんなことを感じたくていつも芝居をし、 芝居を見ているような気がします。 「やっぱり愛だよ” 愛 “」 って思いたい…

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木村真悟 [ストアハウス代表]

「オレオレ詐欺」は、基本的には、息子を騙った犯人が、 年老いた母親から金をだまし取る犯罪である。 この犯罪が、成立するためには、「母と息子」というドラマが、 社会的に信用された物語でなければならない。 たとえば、母親は自…

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李潤澤(イ・ユンテク) [演出家・劇作家]

ここ20年ほど、日本演劇は日常生活を主に取り扱ったリアリズムの演劇が主流をなしてきたような感じがした。そして同時に、アングラ演劇が衰退し始めた感じを受けたが、この芝居はアングラの精神が蘇ったような情熱を感じた。とりあえず…

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奉俊昊(ポン・ジュノ) [映画監督]『スノーピアサ』『グエルム』『殺人の追憶』など

朴根亨さんのコルモッキル演劇はほとんど見ている。 いい俳優がいれば一緒に映画で作業したりする。 今日の朝、朴根享さんから今、日本演劇をやっているので観に来てくれと電話が来た。 芝居を観に来てくれなどと滅多に電話なんかしな…

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ホン・ウォンギ [劇作家・演出家] 『エビ大王』

東京から来た4人の男の四重奏(quaretet)! じめじめした話だが、偉大な可能性を含んでいる。 これらのハーモニーが一歩前進し、スーパーナチュラル(super natural)になって今までの日本演劇をいや人間の演劇…

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イ・ヘジェ [演出家]

2万分の1という確率で”生涯得られなかった幸せ”と”失われた希望”が今更のように作られる瞬間、2万分の1の悲劇が始まる。 演劇『birth』は私たちがメビウスの輪の上を歩く蟻のようである、という奥妙な悟りを改めて感じさせ…

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オ・ダルス [映画俳優]

カチカチ凍ったまま、冷蔵庫の中にあった柔らかな涙が流れ落ちる・・・。

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チョン・ヨンラン [女優]

一年に100本以上の舞台を見ている。 今まで見た演劇の中で最高だった。 ドラマが始まると、舞台には冷蔵庫1台だけドカンと置かれていた。 劇が始まると、登場の場面からが新鮮、強烈だった。 退場の場面はもちろん、冷蔵庫からあ…

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南聲鎬 [早稲田大学文学博士・文化評論家]

当作品で最も重要なオブジェは冷蔵庫である。 冷蔵庫は使わない食品を補完する場所である。 保管されている食品の中にはたまに賞味期限切れのものが入ったり、腐ったものが入ったりもする。使われる小道具はすべて冷蔵庫から取り出す。…

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馬政熙(マ・ジョンヒ) [日韓演劇比較研究家]

白井圭太さんは、本番前に舞台の上でベビー達と映像通話をしたりする。 「ここが、パパが出る舞台だよ、冷蔵庫の中に入ってみろって? はい、はい。」 娘が描いてくれた韓国の国旗、太極旗を楽屋の鏡に貼り付けておいて、気合を入れる…

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